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新品未使用です☆ アンティーク顕微鏡、最古の国産顕微鏡、田中式顕微鏡

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販売価格：: ￥64,970税込
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商品の詳細

初の国産顕微鏡としてこれから益々価値が高まります（価格が上昇するでしょう）。
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国産顕微鏡第1号は、1907年（明治40年）に製作が開始された「田中式顕微鏡」です。田中式顕微鏡はドイツのライツ顕微鏡をモデルにして開発されたもので、当時としては大変よくできていて、多くの学者から絶賛されました。惜しいことに、1923年に起きた関東大震災で大打撃を受け、生産中止になりました。

　現存する田中式顕微鏡は日本全体でわずかに10台程度であり（すべて個人蔵）極めて貴重です（博物館展示級です。しかし全国の博物館で田中式顕微鏡を所有する館は無し）。田中式顕微鏡は「分析機器・科学機器遺産」として認定され、「産業技術史資料データベース」にも登録された、日本の宝です。
　古いものなので汚れ、傷等はあります。レンズは他社製品、収納箱は代桐箱です。プレパラートを鏡検しましたが、良く見えます。本顕微鏡は製造番号１９３号で、極めて初期のものです。刻印のM．TANAKAは、製作者である田中合名会社（当時）の社長である田中杢次郎（もくじろう）の意味です。

参考文献：日本顕微鏡工業会「顕微鏡の歴史
明治時代の国産顕微鏡に関する覚書
/repo/ouka/all/26009/inoue-bunseki.pdf