高品質の人気 コレクターさん必見！鑿　聖護院　一寸　紫檀柄　手打ち桂　硬質鋼

コレクター品としてであれば、この先はさらなる「磨き」ぐらいでよいようにおもいますが、


強靭
しばらくは鎬研ぎだけでも大丈夫だとおもいます。
鋼と地金のような境も見受けられますが、
バランスがおかしいというか

整備（主に裏づくり、刃つけ）が難だからです。
（毛が飛ぶぐらいの刃はつけてあります）
が向いているようにおもいます。
キッチリ修復しました。
●堅木
●かなり硬質の鋼です
この鑿、
●全長やく21cm
キッチリ整備してあげれば

聖護院ノミです。


●一寸（刃幅、やく３cm）
●柄に紫檀が据えられています
●手打ちの桂が据えられています

裏ぎれしていて刃先がガタガタになっていたものを
もちろん、刃もキッチリつけて
オマケで磨きもいれました。

かなり硬い鋼ですので永切れしてくれるとおもいます（その分、刃つけは難でしたが…）
裏ぎれして、刃先がガタガタになっていたものを引きとって復旧したものです。

全鋼ノミと捉えてよいかとおもいます。
全鋼ノミの良い面は
曲げに強い
でしょうね。
紫檀も現在となっては貴重名木ゆえ見栄えはよいかとおもいますが、打撃にはあまり適した材ではないので無理をするとパッカリ割れます。
（桂と口輪の作用で締められているようなものです）
このような直しづらい材で構成されているバブル的ノミですので、前所有者さんも見た目で購入してみたものの、整備にお手上げになってしまったのでしょう。

このように、見栄えもよく、その性能を発揮できる本来の鑿の姿になります。

木工用に造られた鑿は鑿なんですが、
その中でも用途としては
●突き
●はらう

この種の鑿、ここまで整備してあるのをみないのは

もったいないというか

裏も、私がおもう鑿の性能的に十分な平面をつくりましたので

…
御購入を検討されてる方へ

実使用をガッツリなさりたいかたで
この先の整備に不安があるようでしたら御相談ください。

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